いま、車中泊やアウトドアブームの流れで、「自分もキャンピングカーで旅をしてみたい!」と考える方が本当に増えています。
でも、いざ調べてみると「1ナンバー」「4ナンバー」「5ナンバー」「8ナンバー」など、いろいろな“数字”や“ルール”がたくさん…
「なんだか難しそう」「違いがよく分からない」と感じていませんか?
このページでは、はじめてキャンピングカーを検討する方にも安心して読んでいただけるように、各ナンバーの違い・メリット・デメリット・選び方をできるだけやさしく、丁寧に解説します。
専門用語もできるだけかみくだいて、「本当のところどうなの?」にしっかりお答えしていきます。
キャンピングカー選びに失敗しないために――
このガイドが、みなさんの疑問や不安を解消し、理想の1台に出会うお手伝いになればうれしいです。
📝 目次
- ナンバーとは何か?~日本独自の“車の戸籍”システム
- 1ナンバー(普通貨物自動車)|バン・トラックベースの現実と本音
- 4ナンバー(小型貨物自動車)|維持費・コスパNo.1の実態
- 5ナンバー(小型乗用自動車)|家族と普段使い重視派の“正直な満足度”
- 8ナンバー(特殊用途自動車/キャンピングカー)|本格キャンパーの世界と落とし穴
- なぜ“ナンバー選び”が人生を左右するのか?
- よくある失敗例と“絶対後悔しない選び方”
- Q&A|現場で実際に寄せられる質問まとめ
- まとめと「診断チャート」~あなたに最適なナンバーは?
ナンバーとは何か?
~日本独自の“車の戸籍”システムを理解する~
実は「その車がどういう目的で作られて、どう使うのか」を国が厳密に区分した、いわば“車の戸籍”なんです。
日本では、乗用車・商用車・トラック・バス・特殊用途…など、用途ごとに「1」「4」「5」「8」などの数字が決められています。
キャンピングカーは“普通のクルマ”ではありません。
普通の乗用車(5ナンバー)として登録できるものもあれば、本格的な装備・居住性を追求すると「8ナンバー」が必要になったり、バン・トラックベースなら1ナンバー・4ナンバーになることも。
この数字ひとつで、税金・車検・高速料金・カスタムの自由度・保険料・事故対応まで全部が変わってきます。
1ナンバー(普通貨物自動車)とは?
~バンやトラックベースの“タフなキャンピングカー”~
キャンピングカーを調べていると「1ナンバー登録」という言葉を見かけます。これは日本の車検制度で「普通貨物自動車」として登録されたクルマのこと。
トヨタ・ハイエースや日産キャラバンなど商用バン、あるいはトラックベースの車が代表的です。
もともとは荷物をたくさん積む“仕事車”がベースなので、とても頑丈で耐久性に優れています。
🟩 1ナンバーキャンピングカーのメリット
- ✔️ タフでパワフル!
商用バンやトラックがベースなので、長距離や重い荷物もお手の物。
キャンプ道具や大きな荷物、時には自転車までたっぷり積めます。
「積載量を気にせず、やりたいことを全部叶えたい!」そんな方にぴったり。 - ✔️ 定員が多め&レイアウト自由度が高い
1ナンバー車は6人以上乗れることが多く、家族やグループでのお出かけにも活躍。
荷室も広いので、「自分流のレイアウト」やカスタムも自由度が高いです。 - ✔️ DIY・改造がしやすい
元が「荷物を積むためのクルマ」なので、キャンピング設備を後付けしやすいのが特長。
「自分の好きなベッドや棚を組みたい!」そんなDIY派にも根強い人気があります。 - ✔️ 頑丈な作りで安心感
過酷な使用にも耐えるように設計されているため、10万km超の長距離や雪道・悪路にも強いです。
🟥 1ナンバーの“リアルな注意点・デメリット”
- ⚠️ 高速道路料金が高い!
1ナンバー車は「中型車」区分になるため、高速料金が普通車(5ナンバー・4ナンバー)よりグッと高くなります。
例:東京~大阪間で普通車の約1.5~2倍かかることも…
長距離ドライブをたくさんしたい方は、このコストは必ずチェックしてください。 - ⚠️ 車検が毎年必要
1ナンバーは「貨物車」扱いなので、新車2年目以降は毎年車検がやってきます。
その都度点検や整備の費用と手間がかかります。 - ⚠️ 任意保険料がやや高め
保険会社によっては「貨物車」区分のため、乗用車よりも保険料が高くなるケースがあります。
特に20代~30代の方は見積もりでしっかり確認しましょう。 - ⚠️ 後部座席の快適性が劣る場合がある
もともと荷物メインの設計なので、リクライニングしないシートや、直角に近い座面が標準のことも。
長距離移動では「思ったより疲れる…」という声も聞きます。 - ⚠️ 普段使いでは大きすぎ・駐車場が制限されることも
車体が大きく、小回りが利かないタイプも多いので、狭い駐車場や都心部での取り回しには注意です。
- ・「DIYで理想のキャンピングカーを作りたい!」という方
- ・アウトドアギアや荷物をとことん積みたい人
- ・家族や仲間と“冒険”に出かけるのが好きな人
- ・耐久性や長寿命を重視する人
「維持費(特に高速代)が想像より高くてビックリ!
年1回の車検や保険料も積み重なると結構な出費でした」
「大きい車体に憧れて1ナンバーにしたけど、街乗りや毎日の通勤には持て余してしまいました」
1ナンバーのキャンピングカーは「タフで自由度が高い」一方で、維持費や日常の使い勝手で“ギャップ”を感じやすいという特徴もあります。
だからこそ、どんな旅をしたいか、普段どれだけ車を使うかをじっくりイメージしながら選ぶのがコツです。
4ナンバー(小型貨物自動車)とは?
~コスパ最強!軽バン・小型バンで始める“手軽な車中泊&キャンプ旅”~
4ナンバーとは「小型貨物自動車」のこと。商用バン(NV200、エブリイ、アトレーなど)や、軽自動車のバン(N-VAN、エブリイバン、ハイゼットカーゴなど)が代表例です。
最大の特徴は「貨物車」なので維持費がとても安いこと。
「車中泊・週末アウトドア」や「普段の街乗り」「DIYで自分流アレンジ」を両立したい方から大人気です。
🟩 4ナンバーキャンピングカーのメリット
- ✔️ とにかく維持費が安い!
自動車税・重量税・保険料・車検代…どれをとっても乗用車より安く抑えられるのが4ナンバー最大の武器です。
特に軽バンなら税金・高速料金もさらに安く、コスパ抜群! - ✔️ 街乗りにも使いやすい!
全長4.7m×幅1.7m以内のコンパクトボディなので、駐車場・狭い道・日常使いもラク。
お買い物・送り迎え・ちょっとした仕事や配達にも活躍します。 - ✔️ 車中泊・アウトドアの入門にぴったり
必要最低限の装備で、「シンプルに寝る」「気軽にお出かけ」というライト層に最適。
DIYでマットを敷いたり、棚やカーテンを付けたり…自分だけの秘密基地を作る楽しさも魅力です。 - ✔️ 高速料金も普通車(5ナンバー)と同じ
※軽4ナンバーは「軽自動車」区分なのでさらに安い!
長距離移動でもお財布にやさしいのがポイント。
🟥 4ナンバーの注意点・デメリットもチェック!
- ⚠️ 車検が毎年必要
4ナンバーは「貨物車」扱いなので、新車2年目以降は毎年車検が必要です。
忘れると「車検切れ」で重大トラブルになりかねないので要注意! - ⚠️ 乗車定員や装備に制限あり
基本は2~5人乗り(車種により異なる)で、後部座席が簡素なケースも多いです。
「後ろに長時間乗ると疲れる」「家族や友人全員で使うにはちょっと窮屈…」と感じることも。 - ⚠️ 本格キャンピングカー仕様はNGなことも
法律上「荷物スペースの確保」が必須なので、固定式のベッド・テーブル・キッチンなど“居住スペース重視の改造”は制限あり。
それを超えると「8ナンバー(特殊用途)」への構造変更が必要です。 - ⚠️ DIYや積載アレンジには“法律の壁”も
「床にベッドを固定する」「シンクを常設する」などは、場合によって車検が通らなくなることも。
“工具不要の取り外し式”にするなど、工夫と調査が必要です。
- ・「初めての車中泊、なるべく安く始めたい!」
- ・ソロ~2人旅・ペットとの小旅行にぴったりなサイズ感が欲しい
- ・普段使い+たまのアウトドアも両立したい
- ・自分流のカスタム・DIYを気軽に楽しみたい
- ・とにかくランニングコスト(維持費)重視派
「毎年の車検が想像より手間だった…」
「ベッドや棚を固定したら、次の車検で“これじゃダメ”と言われて大慌て」
「みんなで遠出したら後部座席が意外と窮屈だった」
「装備を本格化させたいと思ったら、今度は8ナンバー化が必要になった」
4ナンバーのバン・軽バンは「コスパ最強」「手軽さ」「維持費の安さ」で選ばれる一方、車検や改造・乗車人数など“見落としがちな壁”も。
自分の使い方や、どこまで本格的にしたいかをしっかり考えて、後悔のない選択をしましょう!
5ナンバー(小型乗用自動車)とは?
~家族で普段使いもOK!“日常とアウトドア”のバランス型キャンピングカー~
5ナンバーとは「小型乗用自動車」として登録された車のこと。
トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリード、日産・セレナなど、普段は家族の足として活躍するミニバンやワゴン車が代表例です。
いわゆる「乗用車枠」なので、日常使いの快適さと維持費のバランスを両立できるのが特徴。
「まずは普段乗り&休日にちょっとした車中泊から始めてみたい」――そんな方にとても人気のタイプです。
🟩 5ナンバーキャンピングカーのメリット
- ✔️ 普段使いとアウトドア、どちらもOK!
5ナンバー車は“普通の乗用車”なので、買い物や通勤、子どもの送迎にも毎日大活躍。
週末や連休だけ「マットやベッドキット」を積んで、サッと車中泊・キャンプ仕様に切り替えできます。
「生活もアウトドアも1台でこなしたい」方に最適! - ✔️ 高速料金も維持費も“普通車”扱いで安心
4ナンバー(小型貨物)と全く同じ「普通車区分」なので、高速道路料金・自動車税・保険料も特別高くなることはありません。
「毎日使う車なのに、ランニングコストが心配…」という方も安心して維持できます。 - ✔️ 車検も2年ごと(新車は3年)で手間が少ない
1・4ナンバーの「毎年車検」と比べ、手間やコストがグッと抑えられるのもファミリーにうれしいポイント。 - ✔️ 乗り心地や装備が快適
ファミリー向けのミニバンやワゴンが多いため、リクライニングシートやスライドドア、静粛性、エアコン効率など“日常快適”にこだわった設計が充実。
「普段乗り重視派」も納得の快適性です。 - ✔️ 駐車場・狭い道も気にならないサイズ感
全長4.7m以下・全幅1.7m以下の規定があるので、都市部の立体駐車場や自宅車庫でも安心して使えます。 - ✔️ 車中泊キットやDIYカスタムも豊富
フラットマット、車内カーテン、サンシェードなど、後付けパーツが豊富で「家族の生活スタイルに合わせた車中泊カスタム」が気軽に楽しめます。
🟥 5ナンバーで気を付けたい“本音のデメリット”
- ⚠️ 本格キャンピングカー装備は制限あり
5ナンバーは“乗用車枠”なので、固定式のベッド・シンク・テーブルなど「常設装備」は基本的にNG。
法律上「本格キャンピングカーにしたい」と思ったら8ナンバー(特殊用途)への構造変更が必要です。 - ⚠️ 大人数や長期旅行では“積載スペース”に限界
「4人家族+荷物いっぱい」で数日旅すると、スペースがぎゅうぎゅうで寝心地がイマイチ…という声も。
子どもが大きくなると、余裕を感じにくくなることがあります。 - ⚠️ DIY改造にも法律上の制限が多い
ベッドや棚を「固定式」にした場合、車検NGや道路運送車両法違反になることも。
“取り外し式”や“載せ替え式”を基本に楽しむのがコツです。 - ⚠️ アウトドア志向が強くなると物足りなく感じるケースも
「もっと広い空間」「もっと本格的な旅仕様にしたい」と感じるようになったら、8ナンバーやバンコン(バンベースキャンパー)を検討したくなる人も多いです。
- ・普段は家族の生活の足として使いたい
- ・まずは「ちょい車中泊」「日帰り&1泊旅」から始めたい
- ・ランニングコストを抑えて“身近にアウトドア”を楽しみたい
- ・都市部や駐車場が狭い場所でも気兼ねなく使いたい
- ・後から“もっと本格化したい”場合は、8ナンバー化や乗り換えも検討できる柔軟派
「乗用車の感覚でベッドを固定したら、次の車検で“このままじゃ通りません”と指摘され大慌て」
「家族4人分の荷物+寝具を積んだら車内がパンパンで、夜は寝苦しかった…」
「快適さを求めて後から8ナンバーやバンコンに乗り換えた友人が多い」
5ナンバーの車は「普段使い×気軽なアウトドア」を両立できる一方、“本格派キャンピングカー”へのステップアップには制限もあるジャンルです。
まずは家族の生活や旅スタイルに寄り添った使い方で、「必要になったら8ナンバーやバンコンへ」という選択肢も視野に入れておくと後悔しません!
8ナンバー(特殊用途自動車・キャンピングカー登録)とは?
~本格キャンパーの“夢”と“法律の壁”~
8ナンバーは日本独自の「特殊用途自動車」の分類で、「キャンピングカー専用ナンバー」として知られています。
「車内で寝る・食事をする・くつろぐ」――つまり“生活できる設備”がきちんと備わっている車だけが、この8ナンバーで登録可能です。
本格的なベッド、テーブル、調理用シンクやコンロ、収納、冷蔵庫などが車検で必要要件になります。
🟩 8ナンバーキャンピングカーのメリット
- ✔️ “家そのもの”のような快適空間!
ベッド・キッチン・収納・テーブル・冷蔵庫・電子レンジ…生活のための装備が標準で搭載できます。
「家族旅行」「長期旅」「車内で過ごす時間」をとことん楽しみたい方には最高の選択肢! - ✔️ 2年ごとの車検(新車は3年)で手間が少ない
1ナンバー・4ナンバー(貨物車)は毎年車検が必要ですが、8ナンバーは5ナンバーと同じ2年ごと。
維持管理の負担が大幅に減ります。 - ✔️ 税金や保険が割安になる場合もある
“特殊用途”として優遇される場合があり、重量税や自動車税・任意保険が安くなるケースも。
※ベース車・地域・装備内容によるため事前確認必須! - ✔️ 堂々と“キャンピングカー”として使える安心感
「これは車中泊仕様です」と説明する必要もなく、堂々と車中泊・旅・趣味・長期滞在ができます。 - ✔️ 本格キャンパー同士の交流・コミュニティも盛ん
イベントやSNSでも8ナンバー車ユーザーの情報交換が盛ん。
“旅の達人”とつながりやすく、情報収集もラクです。
🟥 8ナンバーの注意点・“思わぬ落とし穴”
- ⚠️ 登録・構造要件がとても厳しい
8ナンバー登録には「常設ベッド」「テーブル」「調理設備」などの細かな車検基準があります。
・ベッドのサイズ(大人2人以上が横になれる)
・テーブルの設置方法
・調理用シンクの給排水システム
など“細かい書類・現物チェック”が車検ごとに行われます。
ちょっとしたDIYでの変更でも車検NGになることもあるため、プロショップでの施工や構造変更申請が必須です。 - ⚠️ 装備を外す・用途変更時に再手続きが必要
「ベッドを外した」「キッチンを使わなくなった」場合、登録要件から外れていると次回車検で落ちます。
“本当に使い続けるか?”をよく考えてから選びましょう。 - ⚠️ 販売価格・維持コストはやや高め
本格装備・大規模カスタム・ベース車の大きさにより、車両価格は数百万円~1000万円超になることも珍しくありません。
維持費やガソリン代、パーツ交換費用も高額になりやすいです。 - ⚠️ 大きな車体・普段使いには不便も
ハイエースやバスコン、キャブコンなど大柄な車体が多く、駐車場や細道、都市部での運転に苦労することも。
「大きすぎて気軽にスーパーや駅前に寄れない」など想定外の不便さもあります。 - ⚠️ “使い方”が合わないと宝の持ち腐れに
「結局ほとんど週末しか使わなかった」「大きすぎて家族が乗りたがらない」という声も…。
「本当に自分に必要な規模・設備か?」をよく考えた上で選びましょう。
- ・家や別荘のように“生活空間”として使いたい
- ・長期の日本一周や全国旅にチャレンジしたい
- ・ファミリー・グループで“快適に寝泊まり”したい
- ・DIYや部分的なカスタムも楽しみつつ、基本はプロ仕様にしたい
- ・本格キャンピングカーユーザーとの交流も大事にしたい
「車内DIYをがんばりすぎて車検で“構造変更申請”が必要になり、再手続きに苦労した」
「購入後、駐車場や取り回しの不便さで普段乗らなくなってしまった」
「本格装備に憧れたけど、維持費や管理の手間を甘く見ていた」
8ナンバーのキャンピングカーは「移動する家」「第二のリビング」そのもの。
でも設備・維持コスト・法律の壁も大きいため、“本当に自分の暮らしに必要か?”を冷静に考えるのが後悔しないポイントです。
「週末だけ使うなら5ナンバー・4ナンバー」「毎日も旅も両立するならサイズや運転のしやすさ重視」など、ライフスタイル優先で選びましょう!
なぜ「ナンバー選び」がキャンピングカーの満足度を左右するのか?
~維持費も使い勝手も“すべてナンバー次第”~
キャンピングカーは「買ったら終わり」ではなく、何年も日常や旅の中で使い続けていく存在。
だからこそ、維持費・税金・車検のタイミング・カスタムの自由度・保険・高速料金・装備の制限や追加費用まで、「ナンバーの違い」が全部に直結します。
🟩 どんな違いが生まれる?
- ✔️ 維持費が大きく変わる!
例えば1ナンバー(普通貨物)だと高速料金が「中型車」区分になり、長距離旅で出費が2倍近くになることも。
4ナンバーや5ナンバーなら「普通車」扱いで維持費は抑えられます。
軽4ナンバーならさらにお得に! - ✔️ 車検やメンテナンスのサイクルが違う
1ナンバー・4ナンバーは「毎年車検」、5ナンバー・8ナンバーは「2年ごと車検」なので、車検の手間と費用感が全然違うのです。 - ✔️ カスタムや設備の自由度・範囲も変わる
5ナンバーや4ナンバーは“乗用車・貨物車”なので、本格的なキャンピング装備(固定ベッド・キッチン等)は制限されがち。
8ナンバーなら自由に本格設備を積んで「移動する家」化できますが、そのぶん法的な要件や維持コストもUPします。 - ✔️ 保険料や事故対応も違う場合がある
任意保険は「貨物車」「乗用車」「特殊用途」で料率や条件が変わることも。事故時の対応にも影響します。 - ✔️ 万が一の“車検NG”や“違法改造”リスクも
「5ナンバーでベッド固定したら車検落ちた」「DIYでシンク付けたら8ナンバー化が必要に」など、ナンバー選びのミスがトラブルに直結します。
🟥 “よくある後悔・失敗例”から学ぶ
- 「維持費や税金を甘く見ていた」
→ 長距離旅で高速料金や燃料費がかさみ、思ったより家計に響いた… - 「DIYの自由度に惹かれて買ったが、装備の制限で物足りなくなった」
→ 家族の成長や旅スタイルの変化で、より広い・本格的な設備が欲しくなったが、ナンバーの枠に縛られた。 - 「本格キャンピングカーに憧れて買ったけど、普段使いの不便さが想像以上」
→ 大きすぎて駐車場探しや運転がストレスに…。 - 「ナンバーを変える手続きや車検の再取得が大変だった」
→ “簡単にできると思ったら書類や再検査で大苦戦…”
📝 だからこそ「ナンバー選び」には絶対に妥協しないで!
キャンピングカーは一度買うと、家族や趣味・生活を何年も支えてくれるパートナーです。
「どんな旅がしたい?」「普段どんな風に車を使いたい?」をじっくりイメージし、ナンバーの違いによる“暮らし・コスト・使い方”を具体的に比べて選ぶことが失敗しない秘訣です。
続く章では、よくある失敗・選び方のコツ・Q&A・比較チャートもお伝えします!
よくある失敗例と“絶対後悔しない”ナンバー選びのコツ
~プロ現場・ユーザーの声から学ぶリアルな教訓~
ここでは実際に現場でよくある“失敗例”と、それを避けるための選び方のポイントを詳しく解説します。
🟥 失敗例1:「とにかく安さ優先でナンバーを選んだ結果…」
毎年の車検や荷室・装備の制限が地味にストレス。
ベッドや棚を工夫しても“本格キャンパー感”が足りず、後から8ナンバーの本格キャンピングカーに買い換えた」
→ “安さ”だけでなく“使い方と満足感”を必ず天秤に!
🟥 失敗例2:「本格キャンパーに憧れて8ナンバーを買ったけど…」
でも、実際は週末や長期休みしか使わず、普段は駐車場で眠りがち…。
家族も“でかすぎて近所のスーパーやお出かけには不便”と言い出し、維持費もかさみ結局手放すことに」
→ “使い倒せる暮らし方か?”をリアルに想像しよう!
🟥 失敗例3:「自分でDIYカスタムしていたら車検でNG!」
次の車検で『このままじゃ車検通りません』と言われて大ショック!
結局、外せる仕様に直すか“8ナンバー化”の構造変更申請が必要に」
→ DIY好きこそ“法律・車検・ナンバーの条件”は要確認!
🟩 絶対後悔しない!ナンバー選び7つの鉄則
- 1. どんな旅をしたいか「現実的な使い方」を家族で話し合う
日常の足?長期旅?DIYメイン?
“1年後も本当にそのスタイルか”を考えよう! - 2. 維持費・高速料金・税金・保険を必ず見積もる
ナンバーごとに費用が大きく違うので、年単位のコスト試算は必須。 - 3. 車検サイクルやカスタム制限も事前に確認
「毎年車検」「DIY装備の可否」などは先に要確認! - 4. 「今だけ」でなく“将来の使い方”まで見据えて選ぶ
子どもの成長、家族の変化、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に。 - 5. 自分でDIYしたいなら「取り外し式」「車検対応」重視
ベッド・棚・設備は“工具不要で外せる”形が安心。 - 6. 本格設備・旅重視なら8ナンバーを正規手続きで
構造・要件をしっかり調べ、プロ施工&構造変更申請をサポートしてもらうのがおすすめ。 - 7. 「悩んだら一度レンタルや見学で“現物体験”!」
販売店の試乗・レンタル・イベントを活用し、「本当に自分に合うか?」体で感じて決めましょう!
「迷ったときは“自分の暮らしと旅スタイルに本当に合うか?”を最優先で考えてください。
スペックや価格・SNS映えだけでなく、“実際の使い勝手”と“現実の維持費”が満足度のすべてを決めます。
最初は5ナンバーや4ナンバーで始めて、“もっと本格的に楽しみたくなったら8ナンバーへ乗り換える”という人もたくさんいます。
レンタルやイベントも上手に使って“後悔しない一台”を見つけてください。」
よくある質問Q&A|キャンピングカーのナンバー選びで本当に多い疑問に答えます
ここでは、初心者が現場で本当に知りたいQ&Aをまとめました。
「こんな質問、してもいいのかな?」という素朴な疑問にもすべて本気で答えます!
- Q1. 1ナンバー・4ナンバー・5ナンバー・8ナンバーの「維持費」ってどのくらい違うの?
- A. 税金・保険料・高速料金・車検サイクルが変わります。
ざっくり比較例(年間目安)
・1ナンバー:税金や車検はそこまで高くないが、高速料金(中型車区分)が2倍近いので、長距離旅だと負担増。
・4ナンバー:税金・保険・車検は最安クラス!ただし毎年車検と装備制限あり。
・5ナンバー:税金・高速料金・保険も“普通車”区分で安心。2年ごと車検で手間も少ない。
・8ナンバー:税金や保険がやや優遇されることも。ただし車両価格・維持費(燃費・部品代)は高めになる傾向。
★「どれだけ旅に出るか」「普段の使い方」次第で差が出るので、必ず見積もりを! - Q2. 高速料金が安いのはどのナンバー?
- A. 「軽4ナンバー(軽バン)」は“軽自動車”料金で最安!
「4ナンバー(小型貨物)」と「5ナンバー(小型乗用)」は“普通車”区分で同じ料金。
「1ナンバー(普通貨物)」は“中型車”扱いで一番高いので、長距離旅や高速利用が多い人は要注意です。 - Q3. 途中でベッドやキッチンを後付けしたら、ナンバー変更が必要になる?
- A. はい、「固定式」「常設設備」にすると、ナンバーや車検対応の条件が変わることがあります。
5ナンバー・4ナンバーは「荷物優先」なので、外せる・載せ替えできる仕様ならセーフですが、本格装備やDIYで固定すると構造変更申請が必要になりがち。
不安なときは、購入前やDIY前に必ず販売店・ディーラー・車検場に確認しましょう! - Q4. 家族や友人で乗る人数や快適性に違いはある?
- A. 1ナンバーや8ナンバーは大人数・大きな車体が多いですが、4ナンバーや軽キャンパーは最大4~5人まで。
「人数+荷物+寝心地+使い方」でベストなサイズを選びましょう。
長期旅やファミリー旅行が多いなら「広さ」「ベッド展開の楽さ」も要チェックです! - Q5. 車検や点検はどのナンバーが楽?
- A. 8ナンバーと5ナンバーは「2年ごと」、1ナンバー・4ナンバーは「毎年車検」。
毎年の点検・書類・費用が負担なら、5ナンバー・8ナンバーが無難です。
ただし8ナンバーは車検ごとに“装備要件”の現物チェックがあるので、DIY変更は要注意。 - Q6. ナンバーごとの任意保険の違いは?
- A. 基本は「用途・車両区分」で料率や条件が変わります。
1ナンバーや貨物系は保険料が高めになることが多いですが、5ナンバー・8ナンバーは普通車並みか割安。
ただし会社・プランごとに大きく違うので、必ず比較見積もりをしましょう。 - Q7. 途中でナンバーを変更する(例:5ナンバー→8ナンバー)は難しい?
- A. かなり手間がかかります。
構造変更の申請・現物検査・追加装備の書類準備・保険変更…“簡単にできる”とは思わず、必ずプロショップや行政書士に相談しましょう。
できれば最初に「将来の拡張性」を考えて選ぶのがおすすめです。 - Q8. 1ナンバーや8ナンバーのキャンピングカーで普段使いはできる?
- A. もちろん可能ですが、車体が大きい/駐車場制限/燃費が悪い/家族が乗りたがらない…など予想外の不便さも出がちです。
日常のスーパー・病院・送迎なども“ストレスなく使えるか”試乗・レンタルで事前体験が大事です! - Q9. 軽バンや小型バン(4ナンバー)の装備・DIYカスタムで気を付けることは?
- A. 法律で「荷物を積むための車」という区分が大前提。
固定式のベッドや大きな棚・調理設備は車検でNGの可能性が高いです。
“工具不要で外せるタイプ”や、キャンプギアを流用する方法が人気です。
気になる場合は「これで車検通る?」と事前に相談しましょう。 - Q10. ナンバーで悩んだとき、一番のおすすめの選び方は?
- A. まずは「生活スタイル」「使う頻度」「将来の夢」から逆算!
・週末のお出かけ中心&普段使い優先 → 5ナンバーや軽4ナンバー
・DIY好き&コスパ重視 → 4ナンバー・軽4ナンバー
・本格設備・旅優先 → 8ナンバー(構造要件・費用にも納得できれば)
・ファミリー旅&長距離多い → 1ナンバーや8ナンバー大型車も検討
迷ったら「一度レンタルや販売店で体験」してから決めるのがおすすめです!
まとめ&診断チャート|あなたに最適なキャンピングカーのナンバーは?
「結局どれが自分に合うの?」と迷う方のために、“超かんたん診断チャート”を用意しました!
直感でYES/NOを選んでみてください。
🚦 診断スタート!
- Q1. まず「普段使い・日常の足」としても使いたい?
- YES → Q2へ
- NO → Q4へ
- Q2. 維持費や車検の手間をとにかく抑えたい?
- YES → Q3へ
- NO → 5ナンバーや8ナンバー大型車も検討
- Q3. 車内は「最低限の装備」「手軽な車中泊」で十分?
- YES → 軽4ナンバー・4ナンバー(小型バン・軽バン)がおすすめ!
- NO → 5ナンバー(ミニバン・ワゴン系)がおすすめ!
- Q4. とにかく「本格的なキャンピングカー装備」が欲しい?
- YES → 8ナンバー(本格キャンピングカー)がベスト!
- NO → Q5へ
- Q5. DIYで自由に内装アレンジしたい?大人数&大きな荷物も積みたい?
- YES → 1ナンバー(普通貨物ベース・バンコン・バストラック)
- NO → Q6へ
- Q6. コスト重視で「とりあえず車中泊入門」したい?
- YES → 軽4ナンバー・小型4ナンバー
- NO → 5ナンバー・8ナンバー(快適装備・本格派)を検討
診断結果のポイント
・軽4ナンバー/4ナンバー:コスパ最強&日常もアウトドアも両立。
・5ナンバー:普段使いも快適、家族向けのバランス型。
・8ナンバー:旅も本格設備も譲れない“移動する家”志向。
・1ナンバー:DIYや積載力重視、“自分流カスタム”派に。
🔖 まとめ:ナンバー選びで後悔しないために
- 1. どんな暮らし・旅をしたいかを家族とイメージしよう!
- 2. 維持費・車検・高速代・保険も必ずシミュレーションを!
- 3. 将来のライフスタイルの変化も見据えて選択!
- 4. 迷ったらレンタルやイベントで体験してから決断しよう!
分からないことは販売店やプロにも遠慮なく相談して、「納得して」「本当に楽しい」1台を選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
どんな細かな疑問や不安も、お気軽にコメント・お問い合わせください