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iPhone 12 vs iPhone SE(第3世代)を比較

iPhone 12 vs iPhone SE(第3世代):どっちを選ぶべき?

はじめに

iPhone 12とiPhone SE(第3世代)は、それぞれ異なる特徴を持つスマートフォンです。iPhone 12は2020年に発売されたモデルで、5G対応やデュアルカメラ、高精細な有機ELディスプレイなどの先進機能を搭載しています。一方、iPhone SE(第3世代)は2022年に発売されたエントリーモデルで、A15 Bionicチップを搭載しながらも、ホームボタン付きのコンパクトなデザインを維持しているのが特徴です。

「どちらを選ぶべきか?」という疑問を持つ方に向けて、デザイン、カメラ性能、処理能力、バッテリー持ち、価格などを詳しく比較し、それぞれのおすすめポイントを解説していきます。

デザインとディスプレイ

iPhone 12は、全面ディスプレイを採用したモダンなデザインで、ホームボタンはなく、Face ID(顔認証)を搭載しています。6.1インチの有機EL(Super Retina XDR)ディスプレイを備えており、発色が鮮やかでコントラストが高く、黒色がより深く表示されるのが特徴です。画面のベゼル(縁)が狭いため、同じサイズのスマホと比べても、より大きな画面を楽しめます。側面はフラットなアルミフレームで、ガラス素材との組み合わせによって高級感があります。

 

一方、iPhone SE(第3世代)は、iPhone 8とほぼ同じデザインを採用しており、4.7インチの液晶(Retina HD)ディスプレイを搭載しています。上下のベゼルが太く、ホームボタン(Touch ID)があるため、従来のiPhoneに慣れている人にとっては使いやすいでしょう。コンパクトで軽量なため、片手での操作がしやすく、持ち運びにも便利です。ただし、ディスプレイの解像度や発色の面ではiPhone 12に劣ります。

 

デザインや画面の大きさで選ぶなら、大画面で映像やゲームを楽しみたい人にはiPhone 12が、コンパクトで片手操作がしやすいスマホを求める人にはiPhone SE(第3世代)が適しています。

カメラ性能

iPhone 12は、広角カメラと超広角カメラの2つのレンズを搭載しており、夜景撮影に強い「ナイトモード」にも対応しています。広角カメラはF値1.6の明るいレンズを採用し、暗い場所でもノイズを抑えてクリアな写真を撮影できます。超広角カメラを使えば、風景や集合写真を広範囲に収めることができるため、旅行やアウトドアの撮影にも便利です。また、ポートレートモードでは人物以外(ペットや物)の背景ぼかしも可能で、より幅広い撮影が楽しめます。

 

一方、iPhone SE(第3世代)は、広角カメラ1つのみのシングルカメラ構成です。ポートレートモードは人物限定で使用可能ですが、夜景撮影ではナイトモードが非対応のため、暗い場所ではiPhone 12に比べて画質が落ちることがあります。ただし、スマートHDR 4という最新の画像処理技術が搭載されており、日中の撮影では十分に美しい写真が撮れます。

 

動画撮影についても、iPhone 12はHDRビデオ(Dolby Vision)撮影に対応しており、より鮮明で色鮮やかな映像を記録できます。インカメラも4K撮影に対応しているため、自撮り動画を撮る機会が多い人には向いています。iPhone SE(第3世代)も4K動画撮影が可能ですが、HDRビデオには対応していません。

 

カメラを重視するなら、夜景やポートレート撮影に強いiPhone 12のほうが優れています。シンプルな撮影で十分という方なら、iPhone SE(第3世代)でも満足できるでしょう。

処理性能

iPhone 12にはA14 Bionicチップが搭載されており、現在でも十分な処理能力を持っています。一方、iPhone SE(第3世代)は1世代新しいA15 Bionicチップを搭載しており、より高いパフォーマンスを発揮します。ただし、日常使いではこの差を体感することは少なく、どちらもアプリの起動や操作はスムーズです。

 

ゲームや動画編集などの負荷の高い作業では、A15 Bionicを搭載したiPhone SE(第3世代)がやや有利ですが、iPhone 12も依然として高性能なため、大きな違いはありません。

 

長期的なソフトウェアアップデートの対応を考えると、新しいチップを搭載しているiPhone SE(第3世代)のほうが、より長く最新のiOSを使い続けられる可能性が高いです。

バッテリー持ちと充電

バッテリー持ちは、iPhone 12のほうが優れています。iPhone 12は1回の充電でビデオ再生が最大17時間可能なのに対し、iPhone SE(第3世代)は最大15時間です。実際の使用でも、iPhone SE(第3世代)のほうがやや電池の減りが早いと感じる場面があるかもしれません。

 

充電方法については、どちらもLightning端子を使用し、20Wの急速充電に対応しています。また、ワイヤレス充電にも対応していますが、iPhone 12はMagSafeに対応しており、専用の充電器を使えば最大15Wの高速ワイヤレス充電が可能です。一方、iPhone SE(第3世代)は通常のQiワイヤレス充電に対応しているものの、充電速度は7.5Wまでです。

 

バッテリー持ちや充電の便利さを考えると、iPhone 12が有利です。

価格とコストパフォーマンス

iPhone SE(第3世代)は、価格の安さが最大の魅力です。新品でも比較的安価に購入できるため、iPhoneをできるだけ低コストで手に入れたい人には適しています。一方、iPhone 12は中古市場や整備済製品として販売されていることが多く、場合によってはSE(第3世代)とあまり変わらない価格で手に入ることもあります。

 

もし、カメラやディスプレイの性能を求めるなら、中古でもiPhone 12を選ぶ価値があります。逆に、新品で安く、長く使えるiPhoneが欲しいなら、iPhone SE(第3世代)が良い選択肢となるでしょう。

どちらを選ぶべきか?

iPhone 12は、大画面の美しいディスプレイ、デュアルカメラ、夜景撮影機能、バッテリーの持ち、MagSafe充電などの機能が充実しており、写真や動画を楽しみたい人や、スマホの機能をフルに活用したい人に向いています。

 

iPhone SE(第3世代)は、コンパクトなサイズ、Touch IDの使いやすさ、最新チップによる長期サポート、そして手頃な価格が魅力です。できるだけコストを抑えながら、十分な性能を求める人に最適です。

どちらも優れたiPhoneですが、自分の使い方に合わせて選ぶことで、より満足できるスマホライフを送れるでしょう。